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七番親王十番官女 彩華十五人飾
135×178×186






七段飾について

ここ数年、お客様のニーズに合わせてお雛様も三段飾り、親王飾り、ケース飾りと多種多様化してきています。しかしお雛様といえば、誰もがまず最初に頭に浮かべるのが、豪華な七段飾りです。赤い毛氈と金屏風の舞台に、沢山の人形、嫁入り道具が並べられる様には、統一された美しさと、伝統を感じることができます。
北陸地方では、他の地域よりも七段飾りが多く飾られています。
もちろん、住宅事情などの理由で、贈りたくても、三段飾り、親王飾りを贈ることも多いですが、飾るスペースがあれば七段飾りを選ばれる多いです。たしかに、七段飾りを出し入れするには手間暇がかかります。しかし、手間暇かけて出し入れすること、美しいものを美しく飾ることは大切なことです。北陸の寒い冬に、にぎやかな七段飾りを飾ってお子様の節句をお祝いしてはいかがでしょう。




殿

宝舟の段織物でつくった衣装を着せました。親王から仕丁まで十五人全て木手使用



西陣金襴を贅沢に使用したボリューム感ある十二単衣装

官女

通常の官女より着物が一枚多いのが特徴です。脱ぎ袖という着物を羽織っています。見た目も華やかで質感も違います。

五人囃子

官女と同じく通常より多く衣装を着ています。脇の下に二枚脱ぎ袖が見えます。

本仕立屏風

本物の屏風と同じく作られた六曲一対の屏風を使用しています。略式の屏風に比べて高価なために雛人形のセットにはごくまれにしかみることができません。見分け方は左の写真のように表裏折り曲げが自在か、そうでないかです。

桜、橘

花が小さく、つぼみと葉、五分咲き、八分咲きと色とりどりに沢山咲いているものが高価です。幹と井垣はプラスチック製のものより木製のものが当然高価です

牛車


普通はスポンジ成型にビロードが貼ってあります。彩華十五人揃には手彫りの牛を飾ります。

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