FAQ (よくある質問)

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富山県内における習慣について

家庭行事ですから文書になったような決まり事はありません。
  1. 一般的に共通していることは次のことです。
    1. 男子(かつては長男のみでしたが現在は次男三男も平等されているようです)の誕生を祝って、実家のご両親(赤ちゃんの祖父母)が誕生した男子に贈る
    2. 天神様本体(掛軸や木彫り)は誕生した男子個人のお守り。つまり、その家に住む男子(かつては長男)の人数だけ存在する
      広い床の間のある家では掛軸が3幅以上並んでいる光景はよくあります。それができない場合には床の間の側面なども利用されています。 ただしお供えする道具類は共通にされる家が多いようです。
    3. 飾る期間は12月25日から1月25日(富山県内では、ほぼ統一されているようです)。
    4. お供え物の中心は三方の上に鏡餅。その他のお供えは地区によって様々です>。

  2. 一般的に贈る方が行うことは次のことです。
    1. 10月から12月中旬までに天神様を贈り先に届ける。天神道具(三方、雪洞など)がある場合には一緒に。 最初の年のお供え物(特に鏡餅)をどちらが用意するかは様々です。
      参考までに この時は玄関で天神様を渡して長居はしない。相手に負担をかけないため。
    2. 正月に挨拶に行く時に清酒を2升持っていく

  3. 一般的に贈られた方が行うことは次のことです。
    1. 天神様が届けられたら受け取る。 参考までに この時は玄関でお礼を言って引き止めない。相手に負担をかけないため。
    2. 12月25日に天神様を飾る。
    3. 贈った方に「〇〇(男子の名前)に立派な天神様を頂きましてありがとうございました。飾りましたのでお正月には是非見に来てください。」と連絡する。
    4. 正月に贈った方が挨拶に来られたら、お祝いのご馳走を振舞う。
      参考までに このご馳走が天神様を頂いたお返しです。
    5. 1月25日に天神様を仕舞う。
      参考までに なお、お供えの鏡餅は1月置いておくと乾燥してひび割れてカビが発生するので最近は頃合をみて陶製の鏡餅と入れ替えられる方も多いようです。
掛軸天神様 尺八
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掛軸天神様 尺五
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掛軸天神様 尺幅アンド丈四尺
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掛軸天神様 尺幅アンド丈三尺
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